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ORTって実際どう?おうち英語にゆるく取り入れた感想と効果

おうち英語
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我が家では、次女が1歳のときにディズニー英語システム(DWE)を購入したのをきっかけに、「おうち英語」を始めました。「楽しめる範囲で、ゆるく」をモットーに継続中です。

そんな私たちが、日々の英語時間に取り入れているのが「Oxford Reading Tree(ORT)」という英語絵本シリーズです。

今回は、ORTの基本情報から我が家での取り入れ方、子どもの反応や効果などについて、正直な感想をまじえてご紹介します。

主に4歳娘メインにORTを活用しています♪

ORTってどんな絵本?

ORT(Oxford Reading Tree)は、イギリスの約80%以上の小学校で「国語」の教科書として使われています。登場するのは、キッパーという男の子とその家族や友だち。日常生活を舞台にしたユーモアたっぷりの短い物語が200話以上。

すべてネイティブの子どもたちが使う自然な英語で書かれており、Level1からLevel9まで10段階のレベルに分かれています。繰り返し登場する表現や日常的な単語が多いため、英語学習にぴったりの絵本です。
(参考:オックスフォード・リーディング・ツリー|オックスフォード大学出版局

ちなみに、我が家が最初に選んだのは「Level1+」のセット。
Level1は絵がメインで文字があまりないものが多いと聞き、少しだけステップアップした1+を選びました。CDつきのものを購入しましたが、CDを流すよりも私が読み聞かせることが多いです。

文章は短くて簡単なので、英語が得意でなくても読みやすいと思います。

ORTを取り入れたきっかけ

英語の絵本を調べていると、ほぼ確実に出てくるのがこのORTシリーズ。ディズニー英語システム(DWE)の「ワールド・ファミリー・クラブ」会員向けショップでも販売されていたので、そちらで購入してみることにしました。

私が英語学習をするうえでよく参考にしている書籍でも紹介されていて、「とりあえずコレを読ませておけば間違いないかな」と感じたのも大きな理由です。

また、月額990円ほどでORTをはじめとした1000冊以上が読み放題の「Oxford Reading Club(オックスフォードリーディングクラブ)」も活用中です。こちらはスマホやタブレットから読めるオンラインのタイプ。紙の本と一緒に、日々のおうち英語に取り入れています。

▶︎Oxford Reading Club公式サイト

実際に使ってみた親目線での感想

短くわかりやすい内容ながらもオチのあるストーリーで、面白いお話が多いです。最初のレベルでは日常生活がテーマでシンプルなお話が多いですが、レベル5あたりになると「マジックキー」が登場。このマジックキーを中軸とした冒険が始まり、一気に物語に深みが出てきます。

大人が読んでも楽しい内容です!

どんどんステップアップして自分のレベルに合ったものを読めるので、多読にもおすすめ。ただ、レベルが上がると文章が長くなり、読み聞かせが少し大変になるかもしれません。長いお話だと子どもも途中で飽きるてしまう場合もあり、その点は注意が必要です。

また、ORTはイギリス英語で書かれているため、アメリカ英語(DWEなど)に慣れている場合は少し違和感があるかもしれません。逆に、イギリス英語に触れさせたい方にはぴったりです。

子どもの反応は?

我が家では、主に4歳の子どもにORTの読み聞かせをしています。絵本のいろいろなところにおじさんが隠れており、娘たちはそれを探すのを楽しんでいました。こういったちょっとした仕掛けのような面白い要素があると、飽きずに読んでくれるきっかけになるかなと思います。

また、短くて覚えやすい文章が多いので、気に入ったお話は暗唱して読んでいます。

ストーリーのオチも子どもなりに理解していて、よく笑っています。絵だけでも伝わるものがあるのは、子ども向け絵本としてとても優秀なポイントだと感じました。

スマホやタブレットでORTを読める「オックスフォード・リーディング・クラブ」では、ゲームなどがあるのでクリアする楽しさや画面をタッチする楽しさがあるようです。イラストの◯をタッチすると単語の音声が流れる機能もあるので、楽しみながら絵本を読めるきっかけになっています。

我が家の使い方とレベル選び

基本的には「ゆるく・楽しく」を大切にしていて、子どもが読みたがるときだけ読むスタイルです。「今日読む?」と聞いてみて、「読みたい!」と子どもが答えたら読むようにしています。

オックスフォード・リーディング・クラブは、子どもが自分で操作でき、ネイティブの音声での読み聞かせもできるのでとても便利です。

基本的にはLevel1+やLevel2をメインに読んでいますが、子どもが「もっと難しいのが読みたい!」と言えば、レベルを気にせず読ませています。「毎日少しずつでも英語に触れる時間を作る」ことを目標に、楽しみながらゆるく取り組んでいます。

▼こちらのように、Level1+からLevel5を6冊ずつセットにしたパックもあります。各レベルを少しずつ揃えてみたい方にはおすすめです。

ORTはこんな人・家庭におすすめ!

以下のような家庭には、ORTはおすすめだと思います。

  • 英語絵本、どれを選べばいいかわからない
  • 多読に挑戦してみたい(親子どちらでもOK)
  • 音声つきで読み聞かせの負担を減らしたい
  • 親も一緒に楽しめる英語絵本を探している

レベルが豊富でストーリーもたくさんあるので、きっとお気に入りの一冊が見つけられるはずです。小さい子への読み聞かせはもちろん、英語学習がすでに進んでいる子の多読にもおすすめです。

CDや「オックスフォードリーディングクラブ」を活用すれば、ネイティブの音声を聞かせられるので、読み聞かせに不安がある方でも気軽に取り入れられますよ。

まとめ:ORTは「ちょうどいい」英語絵本だった

ORTは、おうち英語にぴったりの絵本だと思います。

我が家では3人の子どもに取り入れていますが、特に4歳の娘はハマっていてほぼ毎日読みたがります!

英語絵本の最初の一歩に、ORTはぴったり

英語絵本の読み聞かせを始めたいけれど、どれを選んだらよいかわからない──そんな方は、まずORTから始めてみるのもおすすめです。

我が家ではDWE(ディズニー英語システム)も併用していますが、DWEの絵本はやや長いため、小さい子どもが気軽に読むには少し難しいかなという印象も。読み聞かせる側もちょっと大変かも、と感じることがあります。

その点、ORTは短くて身近なストーリーが多く、小さな子でも飽きずに楽しめる内容です。リズムがよく読み聞かせしやすいため、暗唱にも向いています。

サイトワードリーダーズとの違いは「ストーリーのおもしろさ」

短くて読みやすい英語絵本として、「サイトワードリーダーズ」も読み聞かせに使っています。こちらはサイトワードを身につけることができるシリーズで、イラストや写真が鮮やかなのが魅力です。

▶︎サイトワードリーダーズについてまとめた記事はこちら

一方、ORTのよいところは、イラストがかわいいだけでなくストーリーがとにかくおもしろいこと。
2段階目のレベルの「Level1+」は短い文章が多いですが、そんな中にもくすっと笑えるようなオチがあって、何度も読みたくなります。

「これも読んでみたい!」と、子どもが自発的に読みたくなる魅力があります

サブスクで気軽にたくさん読めるのも◎

「オックスフォードリーディングクラブ」のようなサブスクを使えば、気軽にたくさんの絵本に触れることができます。コスパよく英語絵本を取り入れたい家庭におすすめです。

ORTは200冊以上あるので、紙の本を全部揃えるのはなかなか大変だと思います。オックスフォードリーディングクラブであれば、月額990円ほどで読み放題。多読を取り入れたい方にもぴったりです。

特に気に入ったシリーズを紙の本でも揃える、ということもできますよね

絵本から英語が身につく実感も

我が家では、「One Wheel」という絵本を4歳娘が気に入り、繰り返し読んでいました。
そしてある日、外で一輪車を見つけたときに「One Wheel!One Wheel!」と嬉しそうに言っていて、絵本からしっかり身につけられていたんだなと感じられました。

自転車を見ると、「これはOne Wheelじゃないね」と言っていました。こうやって少しずつ英語を身につけられるといいなと思います!

▼こちらは「One Wheel」を含むセットです。

このように、ORTは親子ともに負担が少なく、それでいてしっかり英語が身につく、ちょうどいい英語絵本だと感じています。
DWEユーザーや、他の英語教材を使っている方の補助教材としてもぴったりです。気になる方はぜひ一度読んでみてください♪

▶︎おうち英語におすすめの教材をまとめた記事はこちら