我が家では、ディズニー英語システム(DWE)を購入して以来、3人の子どもたちに約4年ほどおうち英語に取り組んできています。
現在は、1歳から始めた末っ子が自ら英語を話す場面も増えています。しかし、これまでも現在も、さまざまな失敗や試行錯誤を繰り返している状況です。

日本語が定着した上の子たちは、なかなか下のこのようにスムーズにもいきません…
今回は、そんな我が家の「おうち英語の失敗談」と、その苦悩から見つけた「おうち英語を嫌いにさせず、継続させるための3つの教訓」をご紹介します。

おうち英語をこれから始める方も、真っ只中の方も、一緒に楽しみながら頑張りましょう!
おうち英語、我が家経験した5つの失敗事例

約4年のおうち英語生活の中では、さまざまな失敗や試行錯誤を重ねてきました。そんな我が家の失敗談を5つご紹介します。
失敗1:始めるのが遅すぎた!
我が家では、子どもがそれぞれ 6歳・3歳・1歳 のときにおうち英語をスタートしました。
結果的に、現在いちばん自然に英語が身についているのは、1歳で始めた末っ子です。発音もきれいで、英語を話しながら遊ぶこともよくあります。

1歳ではなく、0歳から始めればよかったな〜と思っています
実際のところはわかりませんが、「もし長男が赤ちゃんのころ(0歳)から始めていたら…?」とつい考えてしまいます。
上の2人はすでに日本語がペラペラになってから始めたので、当時から日本語のアニメやYouTubeが大好き。英語の映像を見せても、あまり興味を示さないこともありました。
さらに、下の子が上の子の日本語アニメに釣られてしまうこともしばしば。
一方で、英語の映像が当たり前の環境で育った末っ子は、「英語だから」「日本語だから」という区別がなく、自然に英語を受け入れています。
この経験から、私は「おうち英語は早く始めるほど自然に身につく」と実感しています。

もし小さいお子さんがいる方は、無料の動画やCDでもよいので、早めに英語に触れさせてあげるのがおすすめです!
我が家で活用中のディズニー英語システムは、無料サンプルもとても充実した内容で、おうち英語のスタートにもおすすめです!サンプルDVDの歌や映像はとても楽しく、子どもたちもとても気に入って繰り返し見ていました。ぜひ一度チェックしてみてください♪
▶︎「ディズニー英語システム」無料サンプルプレゼント失敗2:親が力を入れすぎてしまった
「せっかく教材を購入しておうち英語をスタートさせたのだから、頑張って取り組まないと…」と、親の私がついつい熱くなりすぎてしまったことがありました。
最初は楽しく頑張っていた子どもも、義務感が出てきたり、親が熱が入り過ぎてしまったりすると、嫌がってしまうことも。
末っ子は、DWEのレッスンの中でも、会話は比較的得意で答えられるのですが、指示を聞いてぬりえをしたりシールを貼ったりなど、ワーク系がまだ少し苦手。あまり「やってみよう!」と意気込みすぎたときには、「できない!わからない!」と焦って泣いてしまうこともありました。
上の2人も、「今日はこれを絶対にやろう!」と決めてしまうと、反発して嫌がってしまうことも…。

「子どものペースも大切にしないと、英語嫌いになってしまうかも!」と反省し、力を入れすぎず「ゆるくでも続ける」を意識するようになりました
わからないこと、やりたくないことがあっても大丈夫。とにかく好きなものや楽しいものから取り組もう、と意識するようにしています。
また、力を入れて頑張りすぎると、親のほうも疲れてしまいます。おうち英語は子どもだけでなく親の関わりも大きいので、親が息切れしてしまうと続きません。

親も子も、心地よく楽しく続けられることがいちばん大切ですよね
失敗3:兄弟で同じやり方は通用しなかった
我が家では、ディズニー英語システム(DWE)を使っておうち英語に取り組んでいます。DWEは、英語を英語で学ぶ「母国語方式」を採用している教材です。
この方法は、1歳でスタートした末っ子にはとても効果的でした。英語を感覚で理解し、自然と英文も話すようになっています。
一方で、日本語がすでに定着していた上の子たちには少し難しかったようで、どうしても「これは日本語でなんていうの?」と訳そうとしがちです。
上の子たちは、問題に答えたりワークに取り組んだりする力は末っ子より高いものの、「英語を感覚で使う」ことは苦手。
「年齢の異なる子どもたちに同じやり方を無理に押し通すより、それぞれに合った方法を探すことが大切だな」と感じるようになりました。

兄弟でも得意・不得意はバラバラ。比べず、それぞれのペースを大事にしてあげたいです!
英語が少しずつ読めるようになっている長男には、簡単な絵本をたくさん読んでほしいなあと思い、サイトワードリーダーズなどの短い英語絵本を少しずつ導入しています。
(▶︎サイトワードリーダーズに関しては、こちらの記事でもご紹介しています!)
真ん中の子は、ORT(オックスフォード・リーディング・ツリー)の、「マジックキー」が気に入っているので、こちらも積極的に取り入れていきたいです!
(▶︎ORTについては、こちらの記事でもご紹介しています。)
失敗4:かけ流しメインの限界
DWEの映像や音声をかけ流す「インプット中心」の学習は、子どもが英語に触れるきっかけとしてはとても効果的でした。簡単な英文を話すことはできていたため、アウトプットの場を増やそうとDWEキャンプに参加してみましたが、固まってしまいほとんど話せず…。インプットだけで英語をすぐに話せるようになるわけではないと痛感しました。
かけ流しだけでは、発語や会話のステップアップには限界があります。子どもは英語の音やフレーズを聞き取れるようになりますが、実際に自分から話す力を育てるには、意図的にアウトプットの機会を増やす工夫が必要です。

かけ流しにだけでは難しい…もっと英語を話す場を作ってあげたい!
今後は、オンライン英会話なども活用して、インプットで得た知識をアウトプットにつなげていきたいなと考えています。日常の遊びや読み聞かせなどと組み合わせながら、少しずつ「話す経験」を増やしていければと思っています。

英語を実際に使う経験を積むことが、次の成長につながるのだと思います!
【関連情報】我が家の体験記や、オンライン英会話スクールについては、以下の記事でご紹介しています。合わせてご覧ください!
▼我が家のDWEキャンプ体験についての詳細はこちら
DWEキャンプ体験レポート!3人の子どもと参加した感想と本音
▼オンライン英会話スクールについてまとめた記事はこちら
おうち英語をもっと伸ばす!子ども向けオンライン英会話スクール比較
失敗5:大きくなると時間がない!興味が薄れることも…
乳児の頃は時間もたっぷりあり、英語のかけ流しもしやすかったです。しかし、保育園や幼稚園に入ると、どうしても日中の英語に触れる時間は減ってしまいます。さらに小学生になると、習い事や遊びなどで放課後も忙しく、英語に触れる時間を確保するのは難しくなります。
長男は小学生になってからおうち英語を始めたため、当初から時間を取るのが大変でした。効率よく取り組む工夫や、短時間でも続けられる習慣作りが重要だと感じています。
また、子どもが成長するにつれて、DWEの映像や教材への興味も薄れがちです。好きなことや自分のやりたいことがはっきりしてくるため、無理にやらせても逆効果になりかねません。

諦めず、(見ていなくても)横でかけ流しを続けたり、寝る前にカードや絵本を少しだけやってみたり、DWEのCAPを目標に声かけをしたりしています
ポイントは、「時間や興味に応じて、できる範囲で継続すること」かなと思います。

時間がなくても、少しずつでも継続していくことが大切だと思います!
【関連情報】以下の記事も合わせてご覧ください!
▼興味が続かない時にも!好きな英語絵本を取り入れるのもおすすめです!
・読み聞かせにも!「サイトワードリーダーズ」はおうち英語におすすめの絵本
・ORTって実際どう?おうち英語にゆるく取り入れた感想と効果
・Oxford Reading Club(ORC)とは?おうち英語におすすめの理由
▼時間がなくても取り組みやすく、アウトプットにぴったり!オンライン英会話
・おうち英語をもっと伸ばす!子ども向けオンライン英会話スクール比較
失敗しがちなことは、こうやって克服!

おうち英語で失敗しないための、我が家の心がけを3つご紹介します。
1.毎日やらなければ!という義務感を捨てる
我が家でのおうち英語の取り組み方は、「ゆるくても継続」を基本スタンスにしています。
かけ流しだけでも毎日続けるのは大変ですし、無理にやろうとすると親も子も疲れてしまいます。
おうち英語の最大の失敗は「やめてしまうこと」だと思います。

やめなければ、失敗も挫折もありません!笑
…と、私は考えています!
「絶対毎日やらないとダメだ!」となってしまうと、心身ともにとても大変だと思います。
だから、疲れた日やつらい日は無理をしない。気負わず、気楽に続けられることが一番大事かなと思っています。

疲れた日は休むのもあり!無理せず、長く長く続けることが大切です
高すぎる目標を設定しない
「英語ペラペラに!ネイティブ並みに!」など、高いレベルを目指そうとすると、親も子も大変です。理想と現実のギャップに悩み、挫折感を味わってしまうかもしれません。

ネイティブ並みに英語ペラペラになってほしい!と憧れたことはもちろんありますが…
我が家では、そこまでは目指さずに、将来英語に困らず、「英語が好き・得意になれたらいいな」というスタンスで続けています。
また、英検に挑戦することも考えています。英検を取得できれば、将来の受験にも有利になるので、おうち英語の目標の1つとして効果的なのではないかなと思っています。

目標は高すぎず、続けやすいものに。小さな成功体験を積むことが大切だと思います!
飽き対策に!いろいろなものを取り入れる
我が家ではDWEを中心に取り組んでいますが、ずっとDWEの教材ばかりを見せていると、子どもが飽きてしまうこともあります。
そこで、YouTubeで子どもが好きなチャンネルを見つけたり、絵本を活用したりして、バリエーションを増やしています。
ひとつの教材だけではカバーしきれない表現や語彙も、いろいろな方法を組み合わせることで補うことができるはずです。
ほかにも、オンライン英会話を取り入れるのもよい方法ですし、英検などの目標を設定するのも、やる気を引き出すきっかけになると思います。

教材や方法をひとつに絞らず、楽しみながら多角的に学ぶことが、飽きずに続けるコツかなと思います!
【飽き対策に!】我が家が検討・活用した方法については、以下もご参照ください
▼興味に合った英語絵本を探すのもおすすめです!
・読み聞かせにも!「サイトワードリーダーズ」はおうち英語におすすめの絵本
・ORTって実際どう?おうち英語にゆるく取り入れた感想と効果
・Oxford Reading Club(ORC)とは?おうち英語におすすめの理由
▼アウトプットの場として検討中です!
・おうち英語をもっと伸ばす!子ども向けオンライン英会話スクール比較
▼YouTubeなら、好きなものが見つけやすいです!
・おうち英語におすすめのYouTube【7選】


